【日記】疑ってかかるのは疲れるが、踊らされるよりはマシか(グルジア紛争を考えつつ)(改題)

今週は、グルジア紛争の状況が気になって、前のエントリに追記をちょこちょこしていました。
ネットを見てわかることもあるし、わからないこともあるし、益々わからなくなることもあるという感想です。
今回、直接の紛争原因が何なのかを、見極めようとしたのですが、そんなことは私には土台無理な話です。オンゴーイングでもあり、懸念されますが、気にしないようにしようと思います。今の時点での感想を書きます。

8月22日(金)日経新聞夕刊2面に、「ニュースの理由(わけ)」というコーナーがあり、政治の裏側っぽい記事が載るのですが、今回は「ロシアのグルジア侵攻」で「数ヶ月前から計画か」と見出し。トビリシで古川英治氏が書いたものです。下記書き写したところをUpしますが、この前にロシア政府筋が7月初旬50%以上の確率で8月に戦争が起こると述べたことや、8月に入ると、分離独立派が州都ツヒンバリ周辺のグルジア人の複数の村に攻撃を仕掛け始めたと。7日夜は、双方主張が食い違うと。

「グルジア軍の進攻を受けて自治州に軍を展開したというロシアに対して、グルジアは百両以上のロシア戦車が越境してきたためグルジア人の村を守る目的で軍事行動をとったと説明する。いずれにせよロシアは挑発に乗ったグルジアを「侵略者」として攻撃を正当化した。」

「ロシアが戦闘準備をしていたことは確かだ。南オセチアに隣接する北カフカス地域で七月に陸・海・空軍による大規模な演習を実施。チェチェン侵攻に参加した指揮官ら実践経験者を集めた。分離派は八月二日からツヒンバリの住民をロシアに避難させている。」
(中略)
「一方、グルジアには「軍事作戦」の計画はなかったとみられる。サーカシビリ大統領は南オセチア情勢の緊張を受け、進軍の二十時間前に予定していた北京行きを取りやめたと語った。ツヒンバリの戦闘では「対空ミサイルがなくロシアの空爆に対応できなかった」と従軍筋は証言する。」

「ロシアは親欧米のサーカシビリ政権を転覆させる思惑をほのめかす。占領地域で港湾や鉄橋を破壊するのは、石油・ガス輸送網をつぶし、地域のエネルギーを支配する狙いがある。巧妙に仕組まれた「ロシア」の作戦は終わっていない。」

よく書いてあると思いました。いっぽう、ブライザ米国務副次官補(欧州、ユーラシア担当)の19日、ワシントンでの記者会見で、南オセチア情勢が緊迫化した今月初頭以降「グルジア、南オセチア自治州情勢をめぐり、米政府がロシアと交戦しようとするグルジアに対し、勝ち目がない」として、戦闘を思いとどまるよう説得を試みたと語った。」いう記事の会見映像を探しましたが、みつかりませんでした。

Matthew Braiza で下記映像が拾えたけど、これは、13日の会見?しかもロシア語?でわからないし。

http://jp.youtube.com/watch?v=CYINx6iwoi4

また、今日(8月23日)日経新聞朝刊9面では、岡本行夫氏が、「ロシアの行動は許せるものではないが、米国がグルジアのサーカシビリ大統領をあおった面もある。」と書いています。

現時点で利益を得ているのは、グルジアの交通遮断でアゼルバイジャンなどに圧力をかける(下記日経:これも古川英治記者)ことも含め「ロシア」と、支持率の上がった「マケインさん」。ポーランドがMD配備に調印したので、ブッシュ政権にもメリットあり(?)。

http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt240/20080823MMSP01000023082008.html

推理小説のように、答えがわかるものでもなく、無為にネットを見たり、ブログを書く時間ばかり取ってしまって困りものです。
マケインさんの話題は、アメリカ映画「ワグザドッグ」を思い起こさせ、これまた困ったもの。
いっそ気にしないほうが楽だなあ。

(8/23/08 9:15)

ちょっと前のイランのロケット弾発射写真の合成とか、湾岸戦争前クウェートから脱出してきたというナイラという少女が実はワシントン駐在の駐米クウェート大使の娘(これ本当?米政府が大手広告代理店を使って演出したって?このまま信じて良いのか疑問)だったとか、今回も、グルジアによる破壊映像がロシアによるものとして報道されたり、写真、映像、証言が、どこまで信じられるかも留意する必要があるかと思います。

http://homepage3.nifty.com/ksmansaku/site1/zatsuji_20030727.html

(8/23/08 10:10)

ナイラ証言が、大手の広告代理店ヒル&ノールトンによるというニューヨークタイムス記事が、初耳で、あまりにも衝撃的だったので、検索してましたが、疲れたので、やめます。

戦争は、情報戦。してみれば、Foxで、ロシア軍ありがとう、といった少女も、ロシア側のスパイだったなんてことがあるのかもしれません(ないと思うけど)。何でも疑ってかかるのは疲れますが、踊らされるよりは、マシかと。



(8/23/2008 13:14)
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ナイラ証言、少し検索したら、「クウェート政府が反イラク世論を盛り上げるためにコンサルティング契約を結んでいたアメリカのPR会社『ヒル・アンド・ノウルトン』のローリー・フィッツペガド副社長が、直々に指導した名演技だった。」と。

http://www.jimbo.tv/column/000042.php

日経新聞、夕刊を見ると、ロシアは完全には撤退していない、ブッシュ大統領とサルコジ大統領は、ロシアは停戦合意に反しているとの認識で一致したと。
もう目が疲れました。終了。
(8/23/2008 16:25)

この記事へのコメント

sonic
2008年08月23日 17:58
岡本さんって、アメリカの言うままにイラクに大量破壊兵器があると大ウソを吹いて、自衛隊のイラク派兵を煽ったほら吹きですよねぇ。
なんで、あんなのが未だに世間を相手にものを言えるんでしょうか?
デマゴーグの一人ですよねぇ。

グルジア紛争については、ネットでニュースを見ているものなら、サーカシビリ政権のうさんくささに原因があることは推測がつきます。
アメリカ発の報道・・・と言うか大本営発表を真に受けている人や、大本営発表を翻訳しているだけの日本の大手メディアしか情報源をもたない人たちによる判断ミスが心配です。
散策
2008年08月24日 07:01
sonic様
コメントありがとうございます。岡本さんのコメントは、8/23日経朝刊9面で「専門家に聞く」と題して、インタビューした5人のうちの一人です。
関係ありませんが、今日のサンデープロジェクトは、西山記者事件をやるそうですね。
私は二日酔いで見られないと思いますが。すいません、2度寝します。

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