【政治】記者会見開放と八ッ場ダム報道
今週は、上杉隆さんと神保哲生さんが鳩山首相の最初の会見から排除されたことの重大性について考えさせられました。
私たちネットを見る者は、上杉さんや神保さんが、小沢さん、鳩山さんにした質問と回答を見てきました。
彼らが首相記者会見に参加できない状態は、明らかに言を違えたということで、信義に反します。
これまで、報道を見る際、これは本当なのだろうかと思いながら見てきました。
一人一人は優秀なマスコミのかたがたですが、組織になれば、スポンサーもあれば、政府への目配りもあり、必ずしも公正中立足り得ないと思ったからです。
小沢氏秘書逮捕に関する第三者委員会の映像も見ました。
実際の小沢さんの使途は存じあげませんが、秘書逮捕理由の政治資金規制法についての解釈は、郷原さんに理があると思いました。
そんな中で、起きた不完全な今回の記者会見問題について、週刊文春に上杉隆さんが、寄稿しました。
官邸官僚に御されたとみえる平野官房長官を非難しているわけですが、その中で、官僚と報道が癒着しているということさして、「官報複合体」という表現を使っています。
八ッ場ダム報道に関して色々なことがネットで明らかになっていくにつれ、この表現が、重なって見えました。
国交省の試算(やめたほうが、続けるより損)をもとに、マスコミが現地取材をするさまがピタリと当てはまるように思えてしまったのです。
昨晩は、朝ナマを最後まで見ました。とても素晴らしい流れで驚きました。
鳩山さんの記者会見問題について、冒頭から上杉隆さんが発言しました。
番組終了前にも、長野智子さんが「結局首相会見どうなるんですか?」と民主党のかたがたに質問しました。
上杉さんは、早速、政務官同士の部屋はすでに階のはじとはじで、連絡が取りにくくなっていると。
自民党の世耕さんも、官邸は政治家どうしをできるだけ近づけないように、間、間に入ってくると。
テレビとネット、雑誌との距離が急に近くなったように感じました。
保坂展人さんのブログでも、ある民放のテレビ局のアナウンサーから電話があり「自分たちが流してきた情報はもしかしたら表面にすぎず、八ッ場ダム問題の根底にある重要な領域を外してしまっているのではないかという自戒が生まれてきていると感じた。」とあります。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/ebb7ba3032e75f8d3ec720b7a1e4a6a3
上記、国交省の試算への疑問も、朝ナマで本間正明さん出され、同調する説明を大塚耕平さんがしていました。
先般、市民メデイアについてのメディフェスにおける内藤正光総務副大臣の講演で、市民メデイアのかたがたが希望を持ったようですが、昨晩からの様子に大手メデイアにも希望が持てるかもと思ったのでした。
私も、個々の議員さんやメデイアに対して、声を上げる態度を忘れてはいけないと思ったのでした。
最後に、二つ、朝ナマでインパクトのあったことを。
香山リカさんが八ッ場ダム問題で地元の人が自分自身が無価値なものと精神的に傷つくことを気遣ったこと。政策の先に人がいると。仮に国交省の試算が我田引水で、中止反対運動が建設当事者と同じだったり近かったとしても香山さんの心配りはとても大切なことだと思いました。
もう一つガツンときたのは、湯浅誠さんが、お手並み拝見なんて言わないと言ったこと。年末を危惧して現在も勢力的に動いている湯浅さんが協力を惜しまないと言っているのに、自分が傍観者で良いのか、自問してしまいました。(田原さんは、湯浅さんにも時間を取ってじっくり話させ、湯浅さんの話は、大変に説得力がありました。あれを聞いて政治家が動かないはずがない。対策は取られるものと考えます。)
長くなりましたが、以上です。
私たちネットを見る者は、上杉さんや神保さんが、小沢さん、鳩山さんにした質問と回答を見てきました。
彼らが首相記者会見に参加できない状態は、明らかに言を違えたということで、信義に反します。
これまで、報道を見る際、これは本当なのだろうかと思いながら見てきました。
一人一人は優秀なマスコミのかたがたですが、組織になれば、スポンサーもあれば、政府への目配りもあり、必ずしも公正中立足り得ないと思ったからです。
小沢氏秘書逮捕に関する第三者委員会の映像も見ました。
実際の小沢さんの使途は存じあげませんが、秘書逮捕理由の政治資金規制法についての解釈は、郷原さんに理があると思いました。
そんな中で、起きた不完全な今回の記者会見問題について、週刊文春に上杉隆さんが、寄稿しました。
官邸官僚に御されたとみえる平野官房長官を非難しているわけですが、その中で、官僚と報道が癒着しているということさして、「官報複合体」という表現を使っています。
八ッ場ダム報道に関して色々なことがネットで明らかになっていくにつれ、この表現が、重なって見えました。
国交省の試算(やめたほうが、続けるより損)をもとに、マスコミが現地取材をするさまがピタリと当てはまるように思えてしまったのです。
昨晩は、朝ナマを最後まで見ました。とても素晴らしい流れで驚きました。
鳩山さんの記者会見問題について、冒頭から上杉隆さんが発言しました。
番組終了前にも、長野智子さんが「結局首相会見どうなるんですか?」と民主党のかたがたに質問しました。
上杉さんは、早速、政務官同士の部屋はすでに階のはじとはじで、連絡が取りにくくなっていると。
自民党の世耕さんも、官邸は政治家どうしをできるだけ近づけないように、間、間に入ってくると。
テレビとネット、雑誌との距離が急に近くなったように感じました。
保坂展人さんのブログでも、ある民放のテレビ局のアナウンサーから電話があり「自分たちが流してきた情報はもしかしたら表面にすぎず、八ッ場ダム問題の根底にある重要な領域を外してしまっているのではないかという自戒が生まれてきていると感じた。」とあります。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/ebb7ba3032e75f8d3ec720b7a1e4a6a3
上記、国交省の試算への疑問も、朝ナマで本間正明さん出され、同調する説明を大塚耕平さんがしていました。
先般、市民メデイアについてのメディフェスにおける内藤正光総務副大臣の講演で、市民メデイアのかたがたが希望を持ったようですが、昨晩からの様子に大手メデイアにも希望が持てるかもと思ったのでした。
私も、個々の議員さんやメデイアに対して、声を上げる態度を忘れてはいけないと思ったのでした。
最後に、二つ、朝ナマでインパクトのあったことを。
香山リカさんが八ッ場ダム問題で地元の人が自分自身が無価値なものと精神的に傷つくことを気遣ったこと。政策の先に人がいると。仮に国交省の試算が我田引水で、中止反対運動が建設当事者と同じだったり近かったとしても香山さんの心配りはとても大切なことだと思いました。
もう一つガツンときたのは、湯浅誠さんが、お手並み拝見なんて言わないと言ったこと。年末を危惧して現在も勢力的に動いている湯浅さんが協力を惜しまないと言っているのに、自分が傍観者で良いのか、自問してしまいました。(田原さんは、湯浅さんにも時間を取ってじっくり話させ、湯浅さんの話は、大変に説得力がありました。あれを聞いて政治家が動かないはずがない。対策は取られるものと考えます。)
長くなりましたが、以上です。
この記事へのコメント
どうやら中止を願う住人は、自称「住民代表者」たちによって、弾圧されてるみたいですね。ただ、この記事に出てくる豊田武夫さんも、ちゃんとその後に共産党が話を聞いてくれたみたいですね。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-09-25/2009092501_02_1.html
推進派(主に町長)は住民の声をちゃんと聞けと言いながら、反対派の住民を弾圧するなんて矛盾したことをやってます。住民の声を聞けというのはごもっともな話ですが、それなら推進派と反対派の意見を両方しっかり聞くべきですね。
中止賛成の住民の声が拾えていなかったことへの反省がマスコミにでだしていること好感です。
一方、中止反対への批判メールが組織的にもなされているのではないかとか、支持政党や受注建設会社によって個別ダムの評価に差がないかなど、ネットでは批判も見られます。
朝ナマで、八ツ場ダムやりましょうと、長野智子さんが言い、田原さんも、やろうと言って、賛成、反対それぞれの住民の声も拾えて、とても良いことだと思いました。
でも、その心労を考えると賛成、反対ともに地元のかたには、コクなような気もしてきました。
でも、やったほうが良いのでしょうね。(悩み)
ちゃんと確認しきれてないので、コメント程度で。
報道とネットを合わせて見て行きます。
現在、記者会見問題とともに、選挙活動のインターネット解禁(公職選挙法の改正)を与野党議員にお願いしています。
今回、落選した前法務政務官の早川忠孝さんもブログのエントリを書いてくれました。民主党藤末健三さんも次の参議院選挙までに法改正をする必要があると言ってくれています(Twitter)。ご注視ください。