【日記】児童ポルノと有害サイト規制

昨日は、社内A氏と昼食をともにした際、「真剣に児童ポルノ単純所持禁止をうったえるアグネス・チャンさんを疑うのは、後ろめたさを感じる。」と話ました。社内A氏は、「自分の子供の安全を考えれば、児童ポルノ単純所持禁止、取り締まりも、当然ですよ。」と。
アグネス・チャンさんの話は、とても説得力がありました。児童ポルノがネットによって蔓延するようになったこと、アジア、ヨーロッパ各国で、少女が被害にあっていること、そのことが成長後も尾を引くことなどです。買春と児童ポルノによって、日本は加害国となっているというのも耳の痛い主張です。また、懸念についても触れられていました。捜査権の乱用は、法律によってカバーできる、アニメなどに広範な規制がかけられるのではないかと言われるが、極端なものだけと。
私は、共謀罪審議の際の早川さんを思い出しました。弁護士でもある自民党早川忠孝議員は、人権擁護法案の危険性を指摘する有能なかたと思います。共謀罪審議の際は、これを推進、説明する側でした。早川さんの説明を聞いていて、早川さんは、自分が共謀罪で逮捕されることは、考えていないだろうなあと思いました。実際には、色々な場合を考えておられたと思いますので、あくまで当時の私の印象です。早川さんは、信用できても、できた法に基づいて捜査をするのは、行政(警察)です。恣意的な運用がされないために、一字一句を確認する保坂さん、平岡さんの質問にとても共感しました。
アグネス・チャンさんの気持ちは、とても良くわかりますが、捜査権の濫用が法律で防げるというアグネス・チャンさんの主張には、疑問が残ります。
【関連エントリ】
【日記】ネット規制に対する懸念 http://sansaku.at.webry.info/200803/article_6.html
【日記】児童ポルノでFBIがインターネットを利用したおとり捜査 http://sansaku.at.webry.info/200803/article_7.html
【日記】私の関心事(やっぱり、ネット規制は恐いと思う) http://sansaku.at.webry.info/200804/article_1.html
【ニュース】児童買春・児童ポルノ禁止法:自民「単純所持に罰則」決定 民主懸念「捜査権乱用も」 http://sansaku.at.webry.info/200804/article_2.html

有害サイト規制については、下記サイトを拝見しました。
1)池田信夫 blogに、「ネット規制とムーアの法則」というエントリあり。難しい。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/e6d20f8e2a4af7131653e7396d25e834
2)有田芳生の『酔醒漫録』ネット言論への見えない介入を許すな!
http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2008/04/post_0ff8.html
有田芳生氏のブログが、中国では見られないのだが、最近オーストラリアの友人からも見られないと言われているという話。ちなみに、今年に入って「オーストラリア、中国を真似てインターネットの検閲開始」という記事を見ましたのでリンクしておきます。
http://jp.techcrunch.com/archives/australia-joins-china-in-censoring-the-internet/
有田氏のブログがこの件かは知りません。日本でも企業によっては、「田中宇の国際ニュース解説」や「きっこの日記」にアクセスできないことがあると聞いたことがありますので、仕事に関係無いサイトをブロックしてるだけかもしれません。(追記:この一文、不正確で、推測込みのため引用しないでください。4/9/2008 13:25 )

(4/9/2008 11:00)



"【日記】児童ポルノと有害サイト規制" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント